ダイエットするうえで、食事はとても大切な要素です。私たちの身体は、食べたものから構成されているからです。
健康的にダイエットするためにも、口にするものは、少しでも気を使いたいですよね。
そこで、今回はダイエット中の食事内容について、意識すべきことをお伝えします。
Contents
不要な油を摂りすぎない。摂るならオメガ３脂肪酸を！
多くの人が知っているとおり、ダイエットに油はもってのほかです。油のカロリーは１ｇあたり９kcalもあり、大さじ１杯（14g）で、１２６kcalもあります。そのため、不要な油を摂りすぎないことが、エネルギーを抑えるための、大原則となります。
しかし、まったく油を摂取しないことも、身体にはよくありません。それは、油に含まれる脂質は、ホルモンや細胞膜を生成するために、必要な栄養素だからです。
そこで、油を摂取する際には、オメガ３脂肪酸を選ぶようにしましょう。このオメガ３脂肪酸には、中性脂肪を下げたり、髪の毛や肌に潤いを与えてくれる効果があります。
このオメガ３脂肪酸が含まれる食品の代表は、アマニ油や青魚です。アマニ油は最近はスーパーでも見かけるようになりましたので、想像以上に買いやすいと思います。
また、青魚と言えば、サバやサンマです。鯖缶ダイエットも流行ったように、長期間保存でき低価格で購入できるためおすすめです。余談ですが、私はサバ缶を毎日０．５缶以上食べるようにし、１か月でLDLコレステロールが１９８から１４４まで下がった経験があります。身体にいい油であることを身をもって体験しました。
ですが、いくら体にいいといっても、ダイエット中であるならば、摂りすぎは禁物です。油である以上カロリーは高いため、注意しましょう。
たんぱく質をとる
健康的なダイエットとは、筋肉は落とさずに脂肪のみを減らすことです。もし、体重が落ちたとしても、筋肉が落ちてしまえば健康的なダイエットとは言えないでしょう。
筋肉は脂肪よりも基礎代謝が高いため、筋肉量が多いだけで、勝手に消費してくれるカロリーが多くなります。まさにダイエットの味方です。
そこで、筋肉を作るための材料となるたんぱく質を摂ることが大切となります。筋肉は、一度運動により傷ついた細胞を、再修復しようとするときに、作られます。そのため、たんぱく質は、運動直後に摂取するのが、一番効率のいい摂り方です。
筋トレブームもあり、SAVASなど、手軽にたんぱく質を補える飲み物もコンビニで売っています。有効的に活用しましょう。
私自身は、ジムに行くときは、ゴールドスタンダードというアメリカのメーカーの粉プロテインを、シェーカーに入れてに持っていき、運動後に水と混ぜ合わせて飲んでいます。粉のプロテインは、一見高いですが、１杯あたりで換算すれば、紙パックのプロテイン飲料を購入するよりもお得です。
また、前の項目で紹介したサバにも、多くのたんぱく質が含まれています。メーカーにもよりますが、だいたいサバ缶１つ（２００ｇ）あたり、３０～４０ｇのたんぱく質が含まれていますよ。
サプリメントにたよる
ダイエット中はカロリー制限をしているため、すべての栄養素を食事から摂ろうとすると、苦労することもあると思います。例えば、「お昼はお友達とパスタを食べてしまったから、夜はチキンとサラダにしようかな。」という時には、サラダの食材にもよるかと思いますが、意外と一日に必要なすべての栄養が不足することもあると思います。
そういう時は、かたくなに食事から摂らないとだめだと思わずに、サプリメントに頼りましょう。
サプリメントと聞くと高そうなイメージを持っている人もいるかもしれません。マルチビタミン剤などは、９０日分で1,000円せずに売っており、1日当たりに計算すれば約１１円と、意外と安いのです。
ビタミンは、健康には必要かもしれないけれど、体重を落とすことには関係ないんじゃないかと思う人もいるかもしれません。しかし、ビタミンの中には、ダイエットに特に役立つ働きをするものがあります。例えば、ビタミンB群です。ビタミンB群は摂取した糖質や脂質を、身体のなかで消費しやすくする手助けをしてくれます。そのため、摂取した脂質などを、脂肪ではなく、エネルギーとして活用しやすくしてくれるのです。
まとめ
基本的なことですが、ダイエット中こそ、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
しかし、痩せるためには、どうしてもカロリーを意識する必要があります。カロリー制限をする以上、食べられる量も限りられてきます。
現代はいろいろな技術も発展しているおかげで、補助食品もたくさんあります。そうしたものの力も借りながら、食事をしていきましょう。